●408 御稜威 みいつ 〇かよわきくにのためには

 表題:御稜威
 読み:みいつ

 収録:(A)音樂新報第4巻8号 音樂新報社 1906(M.40).8 ◎Copy=(Z1)

 記譜:単声(伴奏付き) 変ロ長調 4/4

 インチピット:ソソソ|ミドシヅレシ|ドソソラソ|

 曲:Neithardt?
 詞:犬童球渓


[詞] ※音樂新報第4巻8号より

1.か弱き國の爲めには 忽(たちまち)行(ゆ)きて救ひ
  仇なす醜(しこ)のいくさは 忽(たちまち)討ちて懲らす
  攻むれば降(くだ)り 戰へば勝つ
  國々爲めに恐れ 民草(たみぐさ)爲めに打靡(うちなび)く
  嗚呼旭に輝やく武威(ぶゐ) 四海(しかい)に溢るゝ名誉(ほまれ)

2.旭の旗のかげには は向ふ醜もあらず
  轟く砲(つゝ)の音には ひるまぬ敵もなしや
  攻むれば降(くだ)り 戰へば勝つ
  山路も吾(わ)れは野原 浪路(なみじ)も吾は青疊(あをたゝみ)
  嗚呼旭に輝やく武威 四海に溢るゝ名誉(ほまれ)


(C) Kyukei Kinenkan 2024